みんなの物語感想
- ohka1110
- 2018年7月17日
- 読了時間: 8分
初日と月曜日に1回ずつ見たところの感想
特にインタビューとか、考察とか、あまりみてないです。
すごくよかった。
良かったんだけどコレがどうしても「私が20年ちょっとポケモンと一緒に育ってきて、その世界の隣で生きてきたから感じる良さ」のような感じがして、たぶん話としても十分面白いだろうけど、なんか泣き所が違うのかなぁ。
公開直前にサトシに対して「絶対的主人公!」という宣伝文句がつけられていて、サトシクラスタ・主人公厨として大喜びした反面、「なぜ今公開前に急に?逆に作品として長い目で見ると今更だけど、急にサトシに主人公スキルつけるの?」とも思ってた。
で、実際ふたを開けてみると、サトシが「ポケモン(作品)の主人公」だからこそ成立する「群像劇」だったんだな、と納得した。
あの「絶対的主人公!」は安直な発想でも、長いポケモン(アニメ)という作品の主人公という意味だけでもなく、「みんなの物語」という作品にとってサトシが揺るがない主人公だったからこそ、つけられた宣伝文句だったんだな。と。
もちろん前者の意味もこめられてるというか、前者2つがあった上での、この作品での主人公、なんだけど。
単純に長いこと主人公してるから、今回も主人公だから、じゃないというか~なんだ伝われ。
個人的に、今回サトシは「ポケモン」という作品そのものの象徴だな、と思った。
もっといえば「創作物」の象徴というか。
20年ちょっとポケモンファンをしてきて、色々人並みにしんどい経験もあったわけだけど、ポケモンをはじめ、いろんな創作物のおかげで(オタクしてきたおかげで)乗り越えれたこと、事なきを得たこと、それなりにあったわけですよ。オタクだもの。
そういう今までの経験や思い出が、サトシとサトシを通じて?出会えたポケモンたちと、ポケモンパワーでトラウマや事件を乗り越えていく他の登場人物と重なるわけですよ。
もちろん、今ココにポケモンがいてくれるわけじゃないから、まったく同じことを経験したわけじゃないけど。
あ~~~わかる~~~っていうポイントめっちゃあった。
そういう壁を乗り越えたり、乗り越えなくても通り抜けれたり、そういうきっかけをくれた「創作物」のように、
今作の登場人物たちにとって「サトシ」がそういうきっかけになっていく。
20年ちょっと「ポケモン(アニメ)の主人公」でいた「サトシ」だから出来ることだなってかんじ。
そんでもって、サトシが「誰もが知ってる絶対的主人公!」だから深く語らなくて良いし描かなくて良い。
サトシがあんなにまっすぐでポケモンを信頼して行動できるバックグラウンドを表現しなくていい。
だってサトシは、あぁいう思考回路であぁいう行動とるって、きっと見てる人みんな(まぁ付き添いの保護者さんは違うかもだけど)大体しってるし。
だからこそ映画1本の尺で、他の登場人物たちの成長を描く群像劇が出来たんだろうな。
もうちょっとおバカでぬけててわがままでも良いと思うけどw
これも尺の問題なだけかもだけど、去年の映画の世界線として、いてもおかしくないリザードンが出てこないのは、リザフィックバレーの後だからかな、と思えば、余計に精神的成長はあっておかしくないしね。
ちょっと話はそれるけど、去年の映画からリメイクって形なわけですが、まぁまぁ所謂古参からは賛否両論ですよね。
気持ちはわからなくもないけど、私は否に寄りたくないなって気持ちは強い。
「大人の事情」といってしまうとソレまでだけど、好きな作品だから適当にこじつけて、すっきり好きなままでいたいんだよね。
「今の子供たち」に「今の作品」としてリメイクしてもらって、見てもらって、良いんじゃないかなって思うから。
20年前のサトシが受け入れられないとは思わないけど、やっぱり主人公像としては変わってきたもんね。
今のサトシがセイヨさんに鼻の下伸ばしたりするとたぶんびびるやんw
今のサトシはカスミとあんな言い合いしないやん。たぶん。
その辺なんかイマドキの主人公だよなって個人的には思ったりしました。
あとリメイクされても変わらない事象は「サトシが何度生まれ変わっても変わらない事象」って思うとちょっともえる。
変わったことが不要だったのかってわけじゃないからね。
そんなイマドキの主人公が来年は逆襲リメイクなわけですが。
結構話変わるんじゃないかなドキドキするな。
今作に戻るよ。
リサめ~~~~ちゃくちゃかわいかった。
もっとサトシやポケモンに対して、斜に構えた感じかなって思ってた。
めっちゃいいこだった。
イーブイゲットするためのバトル、サトシに言われるがままにしか指示だせないけど、いわれたとおりずっとイーブイから目を離さないの、素直さもだけどスポーツしてたからか動体視力の良さ感じて、スポーツ女子大好きな私、めっちゃキュンキュンした…
あと技の指示が「私たち」みたいなの最高。
言い慣れてないの 歯切れよくないの…
サトシの慣れた、勢いのある声のあとだからなんともいえばいたどたどしさあったよね…
実際口にすることのないモノだから、慣れてない感じ。
わざとなのか、ゲスト声優だからなのかわかんないけど、最高だった…
この辺もそうだよね、普段ゲスト声優ってやっぱ「声優」じゃないから違和感感じちゃうんだけど、今回は「私たちに近しい」感じがしてすごく良かった。
あと単純に声の質がキャラにめっちゃくちゃ合ってた~無理がないかんじ。
ラルゴちゃん、もっと弱々しい(基本お屋敷にいるような)お嬢様かと思ってた
芯も強いし、行動力もある。
謎のお嬢様ポジションだったのは「謎を隠してた」からなんだなぁ。
ヒスイおばあちゃん。
去年に引き続きポケモンを喪った過去持ち。コレ系しんどいから定番にはしてくれるなよ?!
去年のレントラーもだけど、最後満足そうな顔で逝ってしまうのが、余計にキッツイよね。
遺された人間のミス(?)で死んでしまうのに。
きっかけはなんにせよ、あのまま、集まってくれたポケモンたちと平和に仲良く暮らしてほしいな。
最後「もう薬の効果は切れてるのに…」とかあってもよかったな~~そんなのなくても仲良く暮らしてくれてるか。
ネイティオ何もしてないのに良い味出しすぎててずるい。
トゲピー最強は私自身1回だけトゲピーバトルにだして「せいなるほのお」出されたことあるからすごい納得する…
カガチさん、新しいパパになるための奮闘記かとおもってごめん。血縁者だったのね…
たまにシリアス顔すると割とイケメンでずるいなっておもいます。
トリト、声かわいすぎん????
今作で一番気になるキャラなんだけど、だからこそ言ってたら何言い出すかわからないのと、あまりに想像通りだったのであれこれ掘り下げれないごめん。でも好き。
サトシとピカチュウ
主人公っぷりについては前述のとおり。
基本旅仲間がいない旅をすると、こんな空気を醸し出せるのか…とびっくりさせられた…
まずバンギラスを追いかけるシーンも、今までだったら一方はサトシとピカチュウたち、もう一方を旅仲間たちで連携していたであろうことを、二人だけでやってのける。
トレーナーとポケモンで一戦力じゃなくて、トレーナー・ポケモンそれぞれが一戦力。
あと二人で通じ合ってれば通訳して伝える相手もいないので、二人だけの会話のキャッチボールで終了。
(モノを探すとかでも「ピカチュウ、そっちにあるのか?よし、みんなこっちだ!」みたいなサトシのクッションがない)
ただ、あんだけ主人公度マックスで一人旅慣れしてるのに、あんな無防備にホテルの部屋のドア開けるのはあかん…
お姉さん心配しちゃう……あかん…
ゼラオラ
ポケモンぽくない目や表情してるよね
ちょっと謎だなってなった部分もあるけど、話が良くて1回目は気にならなかったな。
謎ポイントとしては以下。
・リクくん、リサにお祭り行ってほしい理由(お祭りの映像ほしい)はわかるけど、何でポケモンゲットもついてきた?
・サトシ、バンギラスの背中に乗る必要性
(進行方向を制御するため?)
・~金銀世代のポケモンだけで固めてるのに、唯一?(気づいてないだけかな)いるトリトのラランテス
トリトが他地方にも行ってる(出身?)とかそういう?どこかで記載あるのかな。
・お祭りが中止になったらみんながゼラオラを追いかけてこなくなる?
・カガチ、開き直って?嘘も方便?的にうそつきに対しても開き直ったというか前向きになったはいいけど、そのへんのエピローグとかないの?
その後とくせいなく普通に良い子に働いてたね…
まぁそんなこんなで20年ちょっとの思いが我ながら重くて、他の人にどう見えるのか、まったく想像がつかない作品でしたw
すごくよかった。
色々思うところがあって、最初に書いたとおりインタビュー記事とか他の人の考察とか感想、あまり漁ってないんだけど、目に付いたのは触れていきたいなぁ。
ココからは関係あるようなないような
きっと「創作物」はもっともっとこれからも私たちに新しい世界をくれるんだなって。
アラサーになって幕末Rockハマって、今まで存在は知ってても私がとおることはないだろうと思ったたくさんの道を通ってきまして。
(ライブハウスとか2.5次元舞台とかペンライトとかフィギュアとかピアスとかグッズ収集とかファンレターとか)
んで、ポケモンも20年ちょっと追いかけてきて、まだまだ新しい世界を作ってくれてて。
(かがくのちからってすっげー!!ってゲームの技術の進歩、ファンがほしかったものが形になっていく展開 あの頃の私が夢見た世界が少しずつ、みたいな)
あ~~こういうのってすごいなぁって肌で感じれるの、とても幸せにおもいます。

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